食器洗いのイメージ画像
こんにちは。化学物質過敏症が治った人、ヤナです。
ここ最近、せっけんでの食器洗いについてお伝えしてきました。

せっけんには、合成洗剤とは異なる特徴がいくつかあります。

食器洗いの時に気を付けたいポイントをお伝えします。

食器を洗う時に気を付けたい、せっけんの特徴

水で薄まると汚れが遊離する

せっけんには、水で薄まると汚れを手放すという特徴があります。
今、手に持って洗いながしているものに関しては汚れが取れて良いのですが、流すの待ちの食器に中途半端に水がかかると、汚れが落ちなくなります。

また、合成洗剤の時のように、洗い終わったものを重ねて流すと、下の食器に汚れが再付着してしまいます。

なるべく流水ですすぐようにしてください。

時間がたつと洗浄力がなくなる

泡が付いたまま時間がたつと、洗浄力がなくなって、洗ってないのと同じ状態になります。

なるべくこまめに流してください。

合成洗剤からの切り替え時は

合成洗剤からせっけんへ切り替えた時には、食器に薄く膜が張ったように感じられることがあります。
これは、今まで使っていた合成洗剤の成分がはがれかけているから。

合成洗剤は、洗い終わった後の食器にも残っているものなんです。
残留値は、だいたい4.88ppmから0.17ppmの数値なんだそうです。
数値が低かったのはガラス製で、残留しがちなのは素焼の素材。
そういえば、化学物質過敏症になる前でも、洗った後の食器から合成洗剤のにおいがすることありました。。

せっけんを洗剤として使い続ければ、2週間もあれば残留成分は剥がれ落ち、膜は落ち着いてきます。

固形せっけんで食器を洗う方法

①ひどい汚れは先にとる

せっけんは油汚れに強い方ですが、べったべたに汚れているものは勘弁してあげてください。
いくら洗っても、手にもスポンジにもべたべたが残りがちです。

洗う前に、スクレイパーやぼろ布を使って、食器に残った汚れを取り除いてください。

②洗う

スポンジを用意して、固形せっけんにこすりつけて泡立てます。

せっけんの命は泡ですから、しっかり泡立つまでにぎにぎしてください。

まずは油汚れの少ないものから洗っていきます。

まとめて洗うとすすぐまでに時間がたって、汚れが落ちなくなってしまいます。
慣れるまでは面倒ですが、数枚あらったらすすぐ感覚でやってみてください。

③すすぐ

流水ですすぎます。この時、すすぎ待ちの食器はシンクの端などにかためて水がかからないようにしておいてください。

水は鉛筆くらいの細さでOKです。

水がもったいなく感じるかもしれませんが、せっけんの場合は重ねて洗うと洗った意味がなくなります。

洗うものがなくなるまで、③④を繰り返します。

④拭く

拭くのはお好みです。

清潔なふきんで拭けば、水分が早めになくなるぶん、雑菌の繁殖は少ないです。

面倒なら、水切りかごに立てておくだけでもいいかなと思っています。ヤナは拭いておりません(^^;)

まとめ

せっけんで食器を洗うときのコツは、要するに、ため洗い・ためすすぎは避けるということです。
シンクの中身を、細かめにわけて、洗ってすすいでを繰り返すのがいいでしょう。