トイレットペーパーのイメージ画像
「化学物質過敏症で、トイレットペーパーが臭い!」

化学物質過敏症でも使える可能性の高いトイレットペーパーをまとめます。

化学物質過敏症でも使える?トイレットペーパー

ネピア ネピネピ

私はずっとこれを使っています。一番手に入りやすいのではないでしょうか。
フレッシュパルプ100%。
まぎらわしいですが、「ネピネピメイト」は再生紙入りなので使えません。
「ネピネピ」でも、香り付きのものもあるのできをつけて。

シングルとダブルがあります。

スギネピ

スギ薬局と王子ネピアがコラボで作ったトイレットペーパーです。
これもフレッシュパルプ100%。少し安いので、スギ薬局が近くにあって、なおかつ買ってきてもらえるならラッキーです。

シングルよりも、ダブルの方が割安です。

化学物質過敏症がトイレットペーパーを選ぶ時の注意点

無香料

いうまでもありませんが、当然ですね。

無着色

全体に色付がついているものや、柄が入っているものは避けた方がいいです。

フレッシュパルプ100%

選ぶならフレッシュパルプ100%のものを。「バージンパルプ」や「ピュアパルプ」と書いてある場合もあります。新しい木材原料で作られたもの、という意味です。

よく自然食品系の店で扱われている無漂白・再生紙のものはエコに見えますが、化学物質過敏症だと使えません。

再生紙とは、古新聞・古雑誌などの紙をほぐして繊維状にし、漂白して、すき直して作った紙です。

存在だけで臭いのは、ある意味当然。漂白しようがしまいが、素材の時点でアウトでしょう?製造過程でも、様々な薬剤が使われます。大変申し訳ないのですが、地球にやさしくても、身体に優しいわけではありません。

それを毎日何度も粘膜になすりつけることになるわけですから、以下お察しください。

芯なしタイプ

たとえペーパーの方はよくても、芯のボール紙が臭くてダメなことがあります。

ただし芯なしタイプでは、ロールの穴が小さくて、新しいトイレットペーパーホルダー心棒を買わないといけない場合もあります。
購入前にはちょっと注意してくださいね。

なるべく、臭くない店で買う

いい商品でも、買う店でダメになってしまう場合があります。スーパーの日用品コーナーにあるトイレットペーパーは、時々とんでもなく臭いことがあります。

きっと、なかなか売れないんでしょうね。スーパーの日用品コーナーは、だいたい柔軟剤や殺虫剤が固めて置いてあります。そんな売り場の臭いを吸い続けたせいか、臭い移りがひどいです。

意外と、ドラッグストア系だと店頭で天日にさらされてたりするので、使いやすいです。買ってきてもらえるのなら、ですが(^^;)

化学物質過敏症がトイレットペーパーを使う時の工夫

そうやって選んで買ったものでも、体調によっては使えない場合があります。そんな時は一工夫。

天日干しする

上記の基準で選んだものなら、天日干しすると使えるようになる場合が多いと聞きます。

大きいロットで買う

店頭で付着する臭いの方がダメなら、卸元をたどって、大きいロットで買うのも工夫のひとつ。工場出荷から間もないものが買えれば、臭いうつりも少ないはずです。

トイレットペーパーの代替品

それでもトイレットペーパーが使えないなら、古代からの人類の歴史を参考に。

トイレットペーパーが一般的になったのは、人類の歴史的に見れば、ほんの最近のことです。こちらのサイトによれば、トイレットペーパー反対派も結構いたのだとか。
トイレットペーパーが一般的に使われる前には、何が主流だったのでしょうか?これを参考にすれば、使えるものがきっとあるはずです。

トイレットペーパー代替品

* 小石
* トウモロコシの毛
* 海藻
* 植物の葉
* 木片
* 羊毛
* 麻布
* 水

現代の水洗トイレでも、水なら外出先でもトイレットペーパー代わりに使いやすいかもしれません。ちょっぴり中東アラビアンナイトな気分で。あ、その場合は必ずせっけんも持ち歩いてくださいね!?

まとめ

化学物質過敏症におすすめできるトイレットペーパーと、その選び方についてお伝えしました。

  • 無香料
  • 無着色
  • フレッシュパルプ100%
  • 芯なしタイプ
  • なるべく、臭くない店で買う

ネット購入か、天日にさらされている店舗、もしくは卸から大きなロットで買う、のがおすすめでしょうか。

それでも使えるトイレットペーパーがないなら、水で!日本ではかなり抵抗のある手段ですが、使えること間違いなしです(^^;)