液体シャンプーの画像
固形せっけんをシャンプーとして使うのに抵抗がある人向け。

先日詳しくご紹介しましたが、化学物質過敏症におすすめできるシャンプーは固形せっけんです。

でも、いきなりシャンプー代わりに固形せっけん!と言われても抵抗があるかもしれません。

そんな時には、ボトルタイプのせっけんシャンプーをお試しください。

家族に使ってもらうのにもいいと思います。

化学物質過敏症におすすめのシャンプー:ボトルタイプ

ボトルタイプのせっけんなら、普通のシャンプーと同じ感覚で使えます。ただ、固形せっけんよりもいろいろな成分が含まれています。化学物質過敏症の当人が使う場合には注意してくださいね。

せっけんシャンプーにはリンスをした方がいいので、メーカーごとにリンスもあわせてご紹介します。

ミヨシ 無添加せっけんシャンプー

ホームセンターでも扱いがあるくらい、一般的には最も手に入りやすいせっけんシャンプーかなと思います。

リンスはこちらです。

シャボン玉 無添加せっけんシャンプー 泡タイプ

泡で出てくるタイプのポンプになっています。泡立てる手間がないので、普通のシャンプーより好評かもしれませんね。

しらかばシャンプー

ねば塾のシャンプーです。

リンスはこちら。

シャンプーのボトルが苦しい場合

シャンプーのボトルが臭い!ということもあるかもしれません。

ちょっと高いですが、ガラス&ブリキのソープディスペンサーに移し替えるという手もあるかと。ちょっとオシャレにもなりますね。

※ストロー部分はプラスチック素材のようです。

せっけんシャンプーの注意点

せっけんシャンプーは使い始めのしばらくは泡立ちにくい

普通のシャンプーからせっけんシャンプーに変えたときは、全然泡立たないことが多いです。

これは、今まで使っていた合成シャンプーやコンディショナーの成分が髪に残っていることが原因だと言われています。

泡立つまで、しっかり量を使ってください。

残っている成分がすべて洗い流されるまでは、思った以上に多い量のシャンプーが必要になります。

キシキシする・ごわつく

せっけんシャンプーに切り替えると、髪がキシキシごわつきます。
せっけんは弱アルカリ性のため、キューティクルが開いてしまうからです。

キューティクルを閉じるために、酸で中和させます。せっけんシャンプーにおけるリンスは酸です。
そのため、髪につけて長時間おく必要は全くありません。逆に髪がいたむかも。
酸であればなんでもいいので、上記のリンスでなくてもかまいません。クエン酸をお湯に溶かせばリンスのできあがりです。

リンスをすると、一瞬でキシまなくなります。

時間が経つと、頭皮から皮脂などが分泌されて中和されるので、髪が短い場合などキシみを感じないこともあります。その場合、リンスをしなくても構いません。

私は髪が短いのですが、うまいこと髪の方が対応してくれてキシキシがおさまるまで、2週間ほどかかりました。

まとめ

最初は「髪がキシキシする!(怒)」と家族から不評でしたが、しばらくするとせっけんシャンプーに慣れてくれました。

慣れた頃、「固形せっけんでも成分同じだし、安いよ!」と誘導すると、「それなら・・・」という感じで固形せっけんに移行しました。

現在、ウチのお風呂場にあるのは、固形せっけんひとつだけです。家族みんな、身体も髪も全部これひとつで洗います。ミニマリストばんざい!家族のみなさまご協力ありがとう!今は不満は特にないそうです!