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「えぇ!?化学物質過敏症だとスポンジも変えなきゃだめなの?」

こんにちは。化学物質過敏症が治った人、ヤナです。

私の場合、発症後しばらくは今まで通り百円均一ショップで買った、5個入りのネットにくるまれたスポンジを使っていました。

でも、考えてみたら毎日使うものだし、マイクロプラスチック化して身体に取り込んでしまう可能性も高いものです。盲点でした。

化学物質過敏症の身体に優しいスポンジを考えてみました。

化学物質過敏症におすすめのスポンジ

パックスナチュロン キッチンスポンジ

目が粗くて、泡立ちと水切れが良く、恐ろしくへたりにくいです。
百円均一のスポンジは一か月で変えていた私が、半年以上違和感なく使えました。

買う前は、1個で100円以上するなんて、超高級品スポンジ!と思いましたが、高いだけはありますね。

固形せっけんとの相性がとてもいいです。
目が粗いので、さらさらの液体せっけんだと漏れていってしまい、逆に使いづらいです。

さて、これ以降はプラスチックを使わないスポンジのご紹介になります。

セルローススポンジ

セルローススポンジって聞いたことありますか?
セルロースとは、植物の細胞壁の主成分です。つまり、食物繊維のことです。
そんな食物繊維100%のスポンジがこちら。

乾いた状態だと、痛いほどにカッチカチです。
水に濡らすと柔らかく、にぎにぎできる感じになります。

独特な感触なので、好き嫌いがわかれるかも。

吸水力は高いです。洗い物が終わった後に、そのままセルローススポンジでシンク周りをぬぐうと良い感じです。

へちまスポンジ

セルローススポンジと同じことですが、天然のへちまの繊維だけを残して、スポンジとして使います。
これまたカッチカチなので、水にぬらしてから本領発揮します。

上記のセルローススポンジよりも固めです。軽い油汚れなら、洗剤無しでいけます。

へちまは、プランターでも栽培できます。スポンジ用に育てるのもありかと。ありあまる程のスポンジができます。お風呂のボディたわしや、掃除にも使えて万能ですよ。

無農薬のへちまの種はここで買えます。
無農薬-種.com

びわこふきん

布でも汚れは落とせます。

オーガニックコットンの落ち綿を使って、がら紡で紡いだ、でこぼこした布です。

料理家の有元葉子さんも愛用者なんだそうです。軽い汚れは水とびわこふきんだけで洗うそうです。
ヤナは個人的に有元葉子さんが好きで、しばらく使っていました。

キナリノでも特集されていましたよ。

洗い替えを用意して、煮洗いや天日干しも簡単にできるので、清潔は保ちやすいかなと思います。

竹布

こちらも布製。ナファ製作所のものです。

私は使ったことがないのですが、びわこふきんより柔らかい印象です。これまた洗剤いらずで汚れが落とせる模様。

まとめ

軽い汚れなら、摩擦だけで汚れが落ちるものが多いです。

個人的には、へちまを栽培してスポンジを自作してしまうのがいいと思います。確実に使い続けられるものがたくさんできますから。

最後に注意点を。天然素材は、抗菌剤などを使っていないぶん、衛生管理には充分気を遣ってくださいね!

  • 良く乾かす
  • 熱湯消毒
  • 天日干し

体にいいと思ってしたことが、食中毒につながったら笑えませんから。。

それでは、あなたのお好みに合うスポンジが見つかりますように!