寒い季節がやってきました。皆様いかがお過ごしでしょうか。
今回は、化学物質過敏症でも使えるかもしれない、ふとんのご紹介です。
たとえ暖房器具が使えなくても、ふとんが暖かかったら救いがありますよね。
※今まで、どんなふとんも合わなくて、立ったまま寝ている人もいると聞きます。重症な方のお役に立てるかは正直わからないのですが、とりあえず書いてみます。
ハートのふとん
1番おすすめを最初に出します(笑)
ハートの羽根布団です。私も使っています。
公式サイトはこちら。
https://www.heart-organic-plus.jp/
勉強するまで知らなかったのですが、日本の法律で、羽毛原料はすべてホルマリン殺菌消毒することになっています。そして、その7割は洗浄せずにそのまま詰められているんだそうです。わーお。
ハートのふとんは、その羽毛原料をせっけんで洗って、オーガニックコットンの側生地に詰めています。
もしこれでダメなら、羽毛素材は自分にはNGかも、と思って良いのではないかと思います。
完全に無臭というわけではありませんが、私にはそこまで不快ではない不思議な臭いでした。一週間程度で使えるようになりました。
やっぱり不安という場合は、中綿が羽毛ではなく、オーガニックコットン100%のものもあります。
ハートのふとんはお試しできる
ふとんは結構イイお値段しますので、慎重になりますよね。
なぜハートのふとんをイチオシしたいかと言うと、コープ自然派だと無料で一ヶ月お試しできるからなんです。
しかも、商品価格は公式通販のほぼ半額。
中身やサンプルを送ってくれるところはありますが、商品現物を実際に使ってみて、化学物質過敏症的にダメだったら返品できるふとん、なんてなかなか無いですよね。
ただ、配達地域が関西・四国限定です。
コープ自然派の資料請求はこちら(資料は普通の印刷物なので臭いです。注意。)
コープ自然派、無農薬野菜の扱いも多いので、化学物質過敏症患者が入って損はないと思います。
生協の毎週届くカタログ(臭い)も断れます。ネットで頼めて、玄関先に置いといてもらえるので便利です。
ふとんカバーもついでに頼める
ちょっとお値段はりますが、オーガニックコットンのふとんカバーもあわせて頼めます。
ふとんカバーは面積が広く、染料を使ってあったり、消臭効果がついていたり、意外と地雷です。
寝ている間の空気は回復具合に直結するので、こだわってほしいところです。
化学物質過敏症対応商品、というわけではない
ハートの製品は、オーガニックにこだわって作っているオーガニック製品ですが、「化学物質過敏症対象製品」ではありません。
というふうにホームページに記載があります。
使えなかったからと言って文句を言うのは筋違いだよ、という話です。
悲しいですが、仕方のないことです。個人差がありますから。
さて、ここからは私が実際に買ったものではなく、ネットやどこかで聞いた話が続きます。
マスダのふとん
化学物質過敏症支援センターでも紹介があった、日本オーガニックコットン流通機構の綿を使った、マスダのふとん。
中綿や側生地のサンプルを送ってくれるんですね。
安藤ふとん店 蘇生オーガニックコットンふとん
側生地に独自の蘇生加工を施してあるそうです。蘇生加工がどういったものなのかはわかりませんが、化学物質過敏症の人に対応して作ったものらしいです。
ふとんカバー・枕や座ふとんもあります。
ホームページの雰囲気がなんだか好きです。
http://andoufuton.com/
ふとんが使えるようになる?ふとん丸洗いサービス
もし、症状の程度が軽かったり、取れそうな臭いのときにはふとんの丸洗いで効果があるかもしれません。
https://shimomoto-cl.co.jp/organic-cleaning
ポリエステル100%のふとん
ポリエステル100%のふとんを買って、丸洗いに出したら使えた、という話を聞いたことがあります。
アルミ蒸着シート
これはいわゆる「ふとん」ではないです。防災用品でよくあるやつです。体にまきつけると、かなり暖かくなります。
何も無いより全然マシ。ちょっと運動してからがおすすめです。
シンサレート
シンサレート、最近気になる新素材です。
3M™ 社が研究・開発した高機能中綿素材なんだそうで、ポリプロピレンマイクロファイバーとポリエステルを一体化したものらしいです。
一般の健常者にとっては、においは無い、そうです。薄くて軽くて暖かく、手入れや保管も簡単、洗濯機でじゃぶじゃぶ洗えると。
ただ、実際に試したことがないので、臭いの具合は正直わかりません。
私の場合、ポリエチレンは使えるのですが、これはどうなんだろう。
もし試した人いらっしゃれば、こうだったよ!とか、ダメだったよ!など、口コミをコメントもらえれば幸いです。
さいごに
化学物質過敏症だと、低体温・冷え症の人が多いのではないでしょうか。
冷えは万病の元、という言葉があります。運動して、発熱できるようになるのも、回復手段のひとつです。
とはいえ、まずは運動する気力を養わないとですよね。
せめて夜の間は暖かく過ごせることをお祈りしております!