「化学物質過敏症の方におすすめなヘアワックスはどこの何でしょうか?」
答えは、ワックスを自作してしまうことです。
(すみません、市販品で大丈夫なものを知りません。)
やっぱりね!という声が聞こえてきそうですね。
普段はワックスを使わない私ですが、友人の結婚式に出たいとなった時には話が変わります。
セミロングの私は何かしらのヘアセットをしなくてはなりません。
私の知ってるヘアセットなんて、ワックス・スプレーをガチガチに使うのがデフォルトですよ!どうしよう!
いろいろ調べてみました。
ワックス代わりに超・安全安心な砂糖水を使う
一番簡単なのはワックス代わりに「砂糖水を使う」というもの。
砂糖水はパリコレのモデルさんのヘアセットに使われているという話を聞きました。
ランウェイで、何度もヘアスタイルを変えないといけない時に便利なんだそうです。
水をつければすぐ取れますし、後に残らないから次のヘアスタイルに影響しません。
砂浜でサンドアートを作る時に、崩れにくくするために砂糖水を使うテクニックを考えると納得です。ベタベタくっつきますからね。
持ち具合、継続時間はどうなんでしょう??という疑問もわきました。
市販のヘアワックスの臭いに耐える
私が選んだのは一番残念な「耐える」という手段です。
開店前の小さな美容室を選んで、ヘアセットを予約しました。
「結婚式らしく、でもアレルギーなので、なるべくヘアスプレーとかヘアワックスを使いたくないんです」と相談したところ、美容師さんも一緒に悩んでくれました。
ただ結局、「やっぱり持ちを考えると使わざるをえないです・・・」とのことでした。
お店にあった無香料のヘアワックスを、いくつかにおいを嗅がせてもらい、比較的マシなものを選びました。
スプレーの時は息をとめて、なるべく顔にかからないようにしてもらいました。
お店を出た時はふらふらしていましたが、しばらく外にいると落ちつきました。
式の間は他の臭いの方がキツイので、においは、まぎれてよくわかりませんでした。
全体的にダメージは受けましたが、式に出られてお祝いできた私は満足しています。
ヘアワックスを手作りしてしまう
ヘアワックスは手作りできる、ということを後から知りました!なんと!
ウィキペディアには、こんな事が書いてあります。
ワックス(wax)とは蝋(ろう)のことである。
そうです!ヘアワックスはすなわち、髪につけるロウなんです!
化学物質過敏症でも使用可能な、蜜蝋(ミツロウ)が使えるわけです。蜜蝋を使いやすい硬さになるまで好みの油で溶かしのばせばいいんです。
ちなみに蜜蝋とは、ミツバチの巣を精製したものです。古代エジプト時代のミイラづくりにも使われているほど昔からあるものです。
ミツバチの巣の成分はミツバチの生息地域の状況に左右されますから、化学物質過敏症の敏感度が高い時には産地や製法にこだわると良いと思います。
手作りヘアワックスの材料・作り方
さっくり他サイトを紹介します(笑)
材料だけ書くとこんな感じです。
・シアバター大さじ1
・ホホバオイル大さじ1
・蜜蝋大さじ1
・オレンジオイル 10滴
・ラベンダーオイル 10滴
化学物質過敏症的にも、精油を抜けば臭いはそう気にならないはず。
そんなんどこで買えるんだ!?というあなたは下記のお店を覗いてみてください。世界が開けるはず。
まとめ
自作のヘアワックスが使えれば、見た目は結構、普通に近づくと思います。
化学物質過敏症って知ることが多くて大変ですよね・・・
ただ、これから化学物質過敏症が治っていくとしても、化学を知ってると今後の人生にも役立ちます。
コスメも自作できますよ!